
最初は、ハンマーや熱で歪みを取ります。 したがって、素材を熱したりハンマーで叩いたりして水平状態にします。この方法は非常に時間がかかるとともに、通常は熟練工が行います。
板金加工を扱っている会社の中には、歪みを取るのにベンディングマシンを使っているところもあります。この方法は高精度の要求には適さず、金属板の中に応力が残留します。 幅広の熱切断部品の処理は非常に困難です。 1個の部品を処理するのに25分以上かかる場合もめずらしくありません。
このことは、60mm以上の厚さを持つ熱切断部品の矯正処理でも同様です。 1個の部品の処理に20分以上かかることもあります。
0.5mmから50mmまでの厚さのレーザー切断/熱切断した素材の歪みを取るには、ローラーで水平にする方法が最も一般的です。 機械式矯正機では、満足のいく結果を得るのに通常5~6回通す必要があるので、それほど高い精度が求められない部品に用います。
ARKU FlatMaster® は、高性能サーボ油圧式精密レベラーです。それぞれのレベリング用ローラーは相互に最短距離に取り付けられており、しっかりと支持されています。 小径ローラーを使えば、1回通すだけで金属板のほとんどの張力や歪みを取り除くことができます。
精密レベラー FlatMaster® は、油圧式隙間制御機能を搭載しています。 上下ローラーの隙間は、よい処理結果を出すために非常に重要です。 工程途中で隙間が変化すると、満足のいく結果が得られません。精密レベラーは、隙間の変化を検知して瞬時に補正します。 マシンの四隅から、強力な油圧シリンダーによって必要な圧力を与えます。 これにより、例え断面が変化したとしても、常に一定の隙間が保たれます。処理が難しい熱切断部品でも、わずか数分で歪みを取ることができます。